バウンサー(乳幼児用揺動シート)は、乳幼児をあやす時に揺らしたり、椅子として座らせたりする製品で、ハイチェアは食卓で座って食事をするための椅子です。どちらも転落事故の情報が消費者庁に寄せられており、子どもを乗せたら必ずベルトを装着し、目の届く範囲で使うことが共通の注意点です。
この記事では、消費者庁の注意喚起にもとづいて、バウンサーとハイチェアの使い分けと、安全に使うための注意をまとめます。
(確認元:消費者庁「子ども安全メール」Vol.584(バウンサーからの転落事故)、Vol.521(ハイチェアからの転落事故)。確認日:2026年10月6日)
バウンサーとハイチェアの違い
| 項目 | バウンサー | ハイチェア |
|---|---|---|
| 主な使い方 | あやす時に揺らす。椅子として座らせる | 食卓で、大人と同じ目線で食事をする |
| 使う時期 | 乳児期が中心(製品の対象年齢を確認) | 座って食事ができる時期から(製品の対象年齢を確認) |
| 置く場所 | 平らな床。高い所には置かない | ダイニングテーブルのそば |
| 安全基準 | SGマークの対象品目(乳幼児用揺動シート) | SGマークの対象品目(乳幼児用ハイチェア) |
バウンサーで起きている事故と注意(消費者庁)
消費者庁には、ベルトを装着していない状態で、バウンサーから転落した事故の情報が医療機関から寄せられています(例:背もたれを起こしてベルトをせずに座らせていたら、50cm下のマットに顔を下にして落ちていた、など)。
- 乗せたら必ずベルトを装着し、目の届く範囲で使う
- 平らな床に置く。傾斜・段差・柔らかい表面では、バウンサーごと転倒するおそれがある。高い所には絶対に置かない
- 窒息にも注意:ベルトをしていないと、寝返りで横向きやうつ伏せになった時に顔が覆われるおそれがある
- 一時的な使用にとどめる:眠ったら、ベビーベッドに移す
高さを調整できる乳幼児用ハイローラックも、同様に注意するよう呼びかけられています。
ハイチェアの注意(消費者庁)
消費者庁によると、ハイチェアの転落事故は7か月齢頃から増え、1歳の幼児で最も多く、立ち上がって転落し、頭部を負傷する例が多く報告されています。転落防止用のベルトを適切に使い、子どもが椅子の上で立ち上がらないようにします。ハイチェアの選び方と確認項目は、離乳食期のハイチェアの選び方|転落事故を防ぐ確認項目(消費者庁)にまとめています。
製品を選ぶ時の確認
- 説明書の対象年齢と使用方法を確認する
- ベルトの有無と、毎回確実に締められる形か
- SGマークの表示があるか(製品選びの参考になる、と消費者庁)
家の中の転落事故の防止は、子どもの転落事故を防ぐ、眠った時の安全は、赤ちゃんの就寝時の窒息事故を防ぐで説明しています。
まとめ
- バウンサーはあやす・座らせるため、ハイチェアは食卓での食事のための製品
- どちらも、乗せたら必ずベルトを装着し、目の届く範囲で使う
- バウンサーは平らな床に置き、高い所に置かない。眠ったらベビーベッドへ移す
- 対象年齢・使用方法を確認し、SGマークを製品選びの参考にする


