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食べ物による子どもの窒息を防ぐ|豆・ナッツは5歳以下に与えない、ミニトマトは4等分(消費者庁)

食べ物による子どもの窒息を防ぐには、窒息しやすい食べ物を知り、形や大きさを変えて、食べることに集中できる環境で食べさせることが大切です。消費者庁によると、厚生労働省の人口動態調査で、平成26年から令和元年までの6年間に、食品を誤嚥して窒息したことで14歳以下の子どもが80名死亡しており、そのうち5歳以下が73名で9割を占めていました。

この記事では、消費者庁とこども家庭庁の注意喚起にもとづいて、注意が必要な食べ物と、食べさせ方の工夫をまとめます。

(確認元:消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意!」(2021年1月20日公表)、こども家庭庁「こどもの事故防止ハンドブック:窒息・誤飲事故」。確認日:2026年10月6日)

5歳以下に注意が必要な食べ物

食べ物 注意ポイント
豆・ナッツ類(硬くてかみ砕く必要のある食品) 消費者庁は、5歳以下の子どもには食べさせないよう呼びかけている。小さく砕いても、気管に入ると肺炎や気管支炎になるリスクがある
ミニトマト・ぶどう・さくらんぼ・個装チーズ・うずらの卵など(球形の食品) 丸ごと食べさせると窒息のリスクがある。4等分して形や大きさを変え、皮を取り除くなど工夫する
もち・白玉団子など(粘着性が高い食品) こども家庭庁は、0〜5歳の子どもには使用を避けるよう案内している
いか・こんにゃくなど(弾力があり噛み切りにくい食品) 同上
りんご・なしなど(切り方でつまりやすい食品) 離乳期は、柔らかくなるまで加熱するなど工夫する

消費者庁は、奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分でない子どもが、豆やナッツ類を食べると、のどや気管に詰まらせるリスクがあると説明しています。

食べさせ方の工夫

  • 姿勢を良くし、食べることに集中させる(消費者庁)
  • 口に物を入れたまま、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりさせない
  • 泣いている子どもをあやすために、食べ物を与えない。眠そうな時に食事をさせない(こども家庭庁)
  • 歯の生え方や、かむ力・飲み込む力に合わせて、大きさや固さを調整する

食事の時の椅子は、足が着いて姿勢が安定するものを選ぶと、食べることに集中しやすくなります。ハイチェアの選び方は、離乳食期のハイチェアの選び方|転落事故を防ぐ確認項目にまとめています。

節分の豆まき

消費者庁は、節分の豆まきは個包装されたものを使うなど工夫し、子どもが拾って口に入れないよう、後片付けを徹底するよう呼びかけています。

困った時の相談先

消費者庁のページでは、休日・夜間の子どもの症状に迷った時の相談先として、子ども医療電話相談(#8000)が紹介されています。のどに詰まらせて息ができない様子がある時は、ためらわず救急車を呼んでください。

幼児食の進め方と、冷凍幼児食の選び方は、幼児食の進め方と、冷凍幼児食の使い方で説明しています。誤飲の防止は、子どもの誤飲を防ぐにまとめています。

まとめ

  • 食品の窒息で亡くなった14歳以下の子ども80名のうち、5歳以下が9割(消費者庁、平成26年〜令和元年)
  • 硬い豆・ナッツ類は5歳以下には食べさせない。ミニトマトやぶどうなどは4等分する
  • もちや白玉団子、いか・こんにゃくなどは、0〜5歳では使用を避ける(こども家庭庁)
  • 姿勢を良くし、食べることに集中させる。泣いている時・眠そうな時に食べさせない