タブレットで家庭学習をする時は、目と画面を30cm以上離す、30分に1回は20秒以上、画面から目を離して遠くを見る、寝る前1時間は使用を控える、といった点に気をつけます。これらは、文部科学省の「児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブック」で示されている健康上の留意事項です。
この記事では、文部科学省のガイドブックにもとづいて、タブレット学習の時の目や睡眠への配慮と、家庭でのルールづくりをまとめます。
(確認元:文部科学省「児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブック」。確認日:2026年10月6日。目の症状が気になる時は、眼科に相談してください)
ガイドブックが示す健康上の留意事項
| 項目 | 内容(文部科学省) |
|---|---|
| 目と画面の距離 | 30cm以上離す |
| 目を休める | 30分に1回は、20秒以上目を休める(画面から目を離して遠くを見る) |
| 寝る前の使用 | 寝る前にICT機器を使うと寝つきが悪くなるおそれがあるため、就寝前1時間は使用を控える |
| 家庭学習の計画 | 睡眠の直前には行わない、長時間連続して行わない、などの学習計画を立てる |
ガイドブックは、学校から家庭に向けて、保護者と子どもがICT機器の利用時間や利用状況について話し合い、子どもが自分の問題として捉えられるよう、利用時間などを設定することも考えられるとしています。
家庭でできる工夫
- 部屋の明るさ:暗い所や極端に明るい所で画面を見ると、目が疲れやすくなる(ガイドブックの教室の明るさの項目)。画面への映り込みも避ける
- 姿勢:机と椅子の高さを合わせ、画面をのぞき込まない姿勢にする
- タイマー:30分ごとにタイマーを鳴らし、遠くを見る休憩を入れる
- 使う時間帯:夕食後から寝るまでの時間を考え、就寝前1時間は使わない計画にする
家庭のルールをつくる手順
- 1日に使う時間の上限と、使う時間帯を、子どもと話し合って決める
- 学習以外の使い方(動画・ゲーム)との区別を決める
- 決めたルールを紙に書いて、見える場所に貼る
- 守れなかった時は、責めるより、理由を一緒に考えて見直す
タブレット学習・家庭教師など家庭学習の方法の違いは、小学生の家庭学習|タブレット学習・家庭教師の違いと選び方、幼児期の通信教育の選び方は、幼児の通信教育の選び方にまとめています。家庭学習の習慣づくりは、小学生の家庭学習の習慣づくりで説明しています。
まとめ
- 目と画面は30cm以上離し、30分に1回は20秒以上、遠くを見て目を休める(文部科学省)
- 寝る前1時間はICT機器の使用を控える。睡眠の直前や、長時間連続の学習は避ける
- 部屋の明るさ、画面の映り込み、姿勢にも気をつける
- 使う時間と時間帯のルールを、子どもと話し合って決める


